渋谷 大盛堂書店で『ぼくどうして涙が出るの』をめぐる二人の編集長の対決!開催
『Will』編集長・花田紀凱
『薔薇族』編集長・伊藤文学

★スペースシャワーネットワーク刊・伊藤文学著『ぼくどうして涙がでるの』(定価¥1300+税)か、月刊『Will』新年号¥780をお求めいただいた方が参加できます。本は会場で販売。
『ぼくどうして涙がでるの』は
1965年に第二書房から発表されたノンフィクション。
心臓病の坊やをめぐったドキュメンタリーはベストセラーになって、
日活で映画化、ヒットし、心臓病の啓蒙に多大な貢献をしました。
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<紹介文>
昭和36年の12月、元気だった妹を心臓病がおそった。
手術をしないと2、3年の命とつげられたものの、
何度も手術が延期になり、妹の心は荒むばかりだった。
そこで妹のために兄がとった行動が
新聞で紹介され大きな反響を呼ぶことに……。
妹の病室で知った生まれつき心臓の悪いこどもたちと交流を重ね、
「なんとかしなければ」という兄の純粋な想いが
日本中に広がり、日活で映画化された不朽の名作。
のちに差別や偏見の目と戦いつづけ
「薔薇族」を創刊した著者の原点ともいえるドキュメンタリー。
「妹は、ぼくにいろいろなことを教えてくれた。
妹が病気にならなかったら、
ぼくは生まれつき心臓の悪い子ども達の存在など知らずに過ぎただろう。
そして、こうまで夢中になって本など書かなかった。
ぼくの目を大きく社会に向けさせてくれたのは妹なのだ。」(本文より)
田中和雄君という生まれつきの心臓病をもつ五歳の坊やと
伊藤さんの心の交流は例えようもなく清らかで優しく、それだけに悲しい。
今、私は静かに読み終えて壮重なバッハの曲や、
モーツァルトの清烈な音楽を聞いたあとのような優しさに心をひたしている。
大いなるあたたかさが、ひたひたと私に押しよせている。
―――内藤ルネ
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この装画は、『薔薇族』の表紙絵を描き続けた、
内藤ルネさんによる、かわいい少年の絵。
阿川佐和子さんが、
「なんと優しさに溢れた本だろう。今の時代にこそ出会えてよかった」と、
推薦のことばを寄せてくれました。
『月刊Will』新年号には、
伊藤文学さんが「心臓病棟で、もうこんなドラマは生まれない!」
という感動的な文章を寄せています。
どんな話が飛び出すか、恐らく話は脱線するに違いありません。
この二人の対決ならば、絶対に面白いはずです。ぜひ、ご参加を!
『ぼくどうして涙が出るの』をめぐる二人の編集長の対決!
日時:2014年1月18日(土) 夜6時〜8時
場所:渋谷駅前「大盛堂書店」3階・イベントスペース
入場:無料(ワンドリンク付)
会場:大盛堂書店 3Fイベントスペース
日時:1月18日(土)18:00~19:30 (17:30開場)
※トーク終了後にサイン会あり。
サイン本希望の方は当店で『ぼくどうして涙がでるの』、
または「月刊WiLL」2014年2月号新年特大号のいずれかをお買い求め下さい。
(当日以外に当店でご購入された際は必ず当店のレシートをお持ち下さい。
お持ちでない場合、サイン本のご対応は致しかねますので予めご了承ください)。
参加方法:先着35名・入場無料・ワンドリンクつき・当日立見可
(入場制限あり。当日会場でご対応いたします)
予約方法:店頭・電話( 03-5784-4900 )・メール( book@taiseido.co.jp )にて承ります。