書籍
セルジュ・ゲンスブール写真集

没後20年メモリアル。

映画 『ゲンスブールと女たち(仮題)』 2011年春、Bunkamuraル・シネマ、新宿バルト9 他にてロードショー!

2011年、セルジュ・ゲンスブールは没後20年を迎える。
「先に行くぜ! 誰もついてくるなよ」と後世の人々に言い放っていた男なのに、回顧展、映画上映、再版が行われ、手厚くフォローされている。ランボーの信条に従って「絶対的にモダン」でありたかったこの作曲家は、新しい世代をインスパイアし続けているのだ。
芸術もどきの拒否を自らに課し、そして大っぴらにしただけで、セルジュ・ゲンスブールは20世紀後半における最も重要なフランス人アーチストの一人となった。彼は芸術そのものをやりたかったのだが、明らかにもっとすごいことをした。時代に風を通したのだ…。

著者アルノー・ヴィヴィアンは本書において、できるだけ正確なゲンスブール・スタイルで、『キャベツ野郎』の肖像を描く。ダンディなダダイスト、夜遊び好きなロシアの王子、逆説的な女嫌いの女たらし、煙草を吸って不明瞭につぶやくフランスの有名人物、シャンソン界の上品な巨匠、詩人、映画監督…。
そのどれもが、世界中で膨大な作品が絶えず注目されている過激でポピュラーな作曲家の、側面でありイメージである。
本書はセルジュ・ゲンスブールがどのようにして20世紀に刻印を残してきたのかを語る、批評的で真に迫ったアプローチだ。

ジェーン・バーキン、ブリジッド・バルドー、バンブー、そして娘のシャルロット・ゲンスブールへの愛と調教、テレビスタジオで本物の500フラン札2枚を燃やした瞬間…。

知れば知るほどわからなくなる、ゲンスブールとは一体何者だったのか?

貴重な写真と本人の発言を織り交ぜながら、その奔放かつ破滅的人生を凝縮した一冊。

■著者略歴
【アルノー・ヴィヴィアン】

ジャーナリスト、文学評論家 (ラジオ番組≪Le Masque et la Plume(仮面とマスク)》に出演)、 ラジオパーソナリティ(フランス・アンテール局)、小説家である。 主著に『La ville des grincements de dents(歯ぎしりの街)』 (カルマン‐レヴィ社刊)、ジェラール・マルティとの共著 『Encore vivant deja mort(まだ生きていて、もう死んだ)』 (ヴェルティカル社刊)、『Le Genie du communisme(共産主義精髄)』 (ガリマール社刊)がある。

■訳者略歴
【プジョー友子】

1964年、神奈川県に生まれる。 武蔵野女子大学短期大学部文科国文専攻卒業。 ソルボンヌ大学文明講座上級コース修了。 フランス系企業勤務の後、雑誌や書籍の翻訳に携わる。 訳書にフランツ‐オリヴィエ・ジズベール 『神なき死―ミッテラン、最後の日々』(春秋社)などがある。

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